ちゃんと知ること
皆さんは備前焼をご存知ですか?備前焼の、何らかの器がご自宅にあるという方はいらっしゃるでしょうか?
昨日、東京ミッドダウンで開かれた「備前焼の未来を見据えて」というシンポジウムに参加してきました。知らなかったのですが、年々、備前焼の使用率(売れ行き)が低迷してきているそうなのです。それを何とかしたい!ということで、作家さんや陶友会の方々が立ち上がった会でした。
私は父が陶器好きの影響で、子供の頃に、良い湯呑み茶碗だと、同じお茶でも気分や味が違う、ということを教わりました。父は特に釉薬を使わない、土や焼きの加減が仕上がりをを左右する備前焼を好んでいるようです。私も大人になるにつれてその気持ちが判るようになり、ビアカップとぐい飲みくらいは持っています。ダイレクトに土を感じるためか、持っていると手と気分が良いです。
「都会にいるとなかなか土をいじる機会がないので、特に子供たちに使わせたい!」と幼児教育に携わっている若い女性が意見を述べてくれたのですが、私も同感で、大人であっても大切なのではないかと思います。
私は食に関心を持っている関係で、普段使っている食器も大切という情報を何年か前に知りました。プラスチック製品の問題を知っている方は多いと思いますが、陶磁器についてはいかがでしょうか?
森修焼という陶器を作り出した方の話によると、釉薬のカドミニウムや鉛が溶け出して、砂出ししようと思ったアサリが死んでしまう器が出回っている現実があるそうです。高い物が大丈夫とは限りませんが、100円ショップなどで売られている陶磁器はかなり危険な感じがするのは私だけでしょうか。
色々と気にしすぎると今の世の中では生きていけませんが、ちゃんと知って出来ることから少しづつ始めていくことは大切だと思います。
先日、新しいサキナマシン「BIJOU・ビジュー」が発表されました。
なぜ備前焼が低迷してきたか?という理由として、有名な先生が言われていました。「作家の方々が自己満足の作品創りをしているのではないか?使う人のことを真剣に考えて、使う人の目線で創られたものは持った時にすぐわかる。心の琴線に触れ、感動がある。そういったモノづくりをしていただきたい!」
今回のニューマシンはデザインの選定から始まり、コメット電機さんが本当に大変な努力で、不可能を可能にする強い信念で、思考錯誤を繰り返し誕生したモノだと感じました。これまでのマシンももちろん同じ気持ちから創られて来ました。マシンというモノであっても、娘を嫁に出す様な気持で、お一人お一人に渡して下さっていると聞いたこともあります。
先日電磁波のことを気にされている方が体験にみえました。私の知っている範囲では電磁波には有害なものと有益なものがあるようです。言葉では同じ「電磁波」、中身は全く異なる。そんなものが今の世の中には溢れています。何の変哲もない食材が、調理する人でびっくりするほど美味しくなるように、今ひとつのものでも、愛情(心)が加わると見えない素晴らしい変化を起こすこともあるのかもしれません。
皆さんはぜひ偏った情報に振り回され過ぎず、ちゃんと知って、動じることなく、自分が心から楽しいと思える毎日を送ることが出来ます様に。
私は改めて、素敵なモノに出会え、素肌を美しく保つことができ、マネジャーという素敵なモノを取り扱わせて頂ける立場であることに心から感謝できた数日間でした。
<ワンポイント美容情報>
そろそろ花粉が舞っている気配です。花粉の季節にお肌が敏感に傾き、かゆみや赤味が出るという方は化粧水をスキンローションからスキンサイレンスに変えてみるとお肌が気持ちが良いですよ。
後はテスラーの出力を少し弱めにして、シンプルコースの回数も1日おきにするなど、控えめなお手入れにした方が調子良い場合もあります。お肌の声を聞きながら、上手にケアしてあげて下さい。
でも一人で悩まず、調子が思わしくない場合は早めに担当者へ相談を!
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