2012 年 5 月 27 日
子宮筋腫からの学び②
〜①からの続き〜
院長先生も副院長先生も東大出身だと思うのですが、あまりコミュニケーションが上手くありません。それで誤解もあると思いますが、副院長の合坂先生はとても仕事熱心で、義務的な中にもハートのある先生です。前日私のお腹を初めて見て、これじゃあ傷はかなり大きくなりますよ、こんなんで小さく切ったら時間もかかるし、出血も多くなるし、と言っていたのに、当日挨拶に来て下さった時には、「出来るだけ小さい傷になるようにしますから」ですって(笑)。やはり良い先生だなと思い、この先生にして頂ける事に感謝しました。手術が大成功するか否かは受ける患者と先生の信頼関係が一番ですから、先生と仲良くなり、気分良く手術して頂けるように意識しました。これはサキナで培ったおかげです。「今目の前にいる人は世界で一番大切な人」作戦ですね。
麻酔薬を最小限にして頂く願いも聞き入れて下さり、当日は全投薬なしで歩いて手術室まで行きました。全く緊張感もなく、私が働いていた時のオペ出しとはえらく違うな〜などと感心する余裕がありました。こじんまりとした病院なので、病室のフロアに手術室があり、直ぐに手術室に行けるのにも感心しました。術後の痛み対策の硬膜外麻酔は拒否したので、全身麻酔だけでやっていただきました。
約2時間で終わったそうですが、結局傷は10センチ位にして頂き、小さく切り刻みながら筋腫を取り出して頂いた為、出血が1300gで、術後自己血にプラスして日赤の輸血のお世話にもなりました。筋腫の重量はなんと1600g(体重がそれだけ減ることでしょう)。そして全く気付いていなかった左の卵巣嚢腫も同時に摘出して頂きました。
点滴も輸血も全身麻酔も開腹手術も習って、看護した経験はありますが、実際に体験するのは始めてで、なるほど、こういう事だったんだ〜、とか、こんな症状が出るんだ〜、とか、冷静に観察していました。術後輸血用の点滴ルートを確保する時も、なかなかできない方で、意識朦朧、寒くてガタガタ震えながらも、こうすると良いですよと思わずアドバイスしそうになりました(笑)。3回の不成功後、ベテランの方を連れて来て頂いたので、アドバイスせずに済みましたが。
硬膜外麻酔からの痛み止めが無かったので、目が覚めたら傷の激痛に耐えられず、直ぐに痛み止め注射を使ってもらいました。
その後は傷の痛みよりも、胃と腸が動かず、パンパンに張ってしまう痛みが辛かったです。夜中に、お願いだからチューブ入れて、胃の空気を抜いて下さい、と頼みたくなった程です。胃と腸の前側だけでなく、肩・背中・腰全てが重い痛みで、ウトウトしては目が覚めると言う状態。お腹を温めてマッサージするとマシになるので、お願いしようと思ったら、夜勤の看護士さんが温湿布を持ってきてくれました。マッサージは自分でしましたが、かなり助かり、何とかゲップを出すことができ、パンパンの胃の痛みからは解放されました。
翌日は朝だけ痛み止めの座薬を使ってもらい、スムーズに離床出来ました。元気ですね〜、と褒めて頂きましたが、やはり「病は気から」なんでしょう。私は今回の手術前、何故かワクワクしていましたから。
前日、食生活改善などで手術しなくて済む方もいるのに、私は何故手術する事になったんだろう、このことから何を学べと言われているんだろう、と考えてみました。答えは、「他人への感謝と信頼」でした。
今私の居る3次元の世界では、自分一人で全て叶える事は無理です。時間的・技術的に出来ない事を他人にしてもらう必要があります。担当の合坂先生は私のお腹を切って、筋腫を取り出せるようになる為、難しい勉強をたくさんしてきて下さった方です。看護士さんもそう。皆さんが生まれてきて、何らかの夢や目標・使命感を持ち、途中で諦めずやり切って下さったことで、今私の望みを叶えてくれる訳です。今のその人に感謝するだけでなく、その人のバックにある莫大な時間や積み重ねに感謝し、それを今私に提供してくださることを信頼して受け入れると素晴らしい結果を生むのでは無いかと思いました。セミナーで聴く目標達成の心構え「信頼と感謝」は本当に出来れば無限大のパワーになるんだな〜、と初めてわかりました。
浜田病院は産科もあるので、産まれたばかりの赤ちゃんもいます。
私は地球上に生まれてきて、何をすべきなのか?の見つけ方が分かった気がします。
社会を良くするために何をしたら良いのか?ここでいう社会は大きな社会とは限りません。あなたの周りの社会、学校だったり、家庭、会社、地域でも構いません。もちろん県、国、世界と広がっても構いません。考えてみて下さい。答えが出たら、それは誰がやるのか問うてみて下さい。そう!誰かがやるのではなく、気付いたあなたがやれば良いのです。サキナで教えて頂いた、使命感の見つけ方のヒントが見つかりました。自分の使命を実現する具体策もハッキリしました。
何かハプニングが起こった時には落ち込んだり嘆いたりするよりも、「何を学べと言われているんだろう」と考えることが大切だとわかりました。私達に起こることは全て「学び」の為だと聞いた事はありました。生まれて来る目的も「学び」の為と言ってる方もいます。今回のことで学ぶコツも習得した様に思います。
というわけで、今回の手術は私にたくさんのギフトをくれました。やはり身に起こることは全て必要な事なんでしょうね。皆さんも何が起ころう観念して受け入れ、この事から何を学べと言われているのか?と考えられる人になって下さい。きっと素晴らしい、幸せな人生が待っていますよ(^O^☆♪
追伸:今回もピノ(テスラーのみ)持ち込みました。手術当日のシャワー浴後(手術直前)と翌日の離床後にお手入れしたので、今の所1日も欠かしていません。我ながらアッパレです!
お久しぶりです。
手術、無事にできたようで良かったです。
ブログも楽しみにしてますよ!
2012 年 5 月 28 日 9:37 PM
無事に手術終わってよかったですね。
何でも前向きにとらえて、すべてのことに感謝出来ることの素晴らしさを改めて感じました。
2012 年 5 月 30 日 7:09 AM