今年は台風の被害が各地で出ていますね。実家の近くの延岡でも竜巻被害が起こっていました。被害に遭われた方にお見舞い申し上げます。
お金が集まっても一度に1万戸以上規模ですと出来る人が足りないという状況のようで、改めてAIには出来ない技術継承をもっと大事にしていかないといけないと感じました。
うちの夫は子供の頃に父親から屋根登って作業をする練習をさせられたそうで、ブルーシートを張ることが出来るそうです。それでも56歳なので、それ以下の世代の方で、そういう仕事に従事していない方は出来ない方が多いのではないでしょうか?
因みに今夫は私と同じように体調を崩していて、残念ながら千葉ボランティアには行けませんでしたが。
私の実家の父世代前後(65〜80代)の男性は殆どの方が出来ると思うのですが、それは皆さん子供の頃にさせられているからのようです。台風の後、瓦が飛ばされてないか?皆さん自分の家の屋根に登って点検していましたから、台風がしょっちゅう来る地区で生きていく上では当たり前のスキルだったのでしょうね。
今が本当に豊かな時代なのか?色々と問題が出る度に疑問視してしまいますが、今回自衛隊員や消防団など多くの方がブルーシート張りの講習を受けられたそうです。そうやって有事の際にでも伝授されていく事がせめてもの救いです。
さて、我が家の事ですが、夫が8月のお盆前から喉の違和感に始まり、くしゃみ、鼻水、咳、微熱、頭痛と1ヶ月以上完治しませんでした。こんなに長い期間調子悪いのは初めてだそうです。無理して運動すれば肉離れを起こすし、足はツルし、で相当きつかったそうです。
それを私は横目で見ながらも、全くうつらないので、pmか何かのアレルギーじゃない⁉︎と言っていたのですが、9月の出張を機に私も喉の軽い痛みに始まり、咳、倦怠感、頭痛、微熱…と同じ症状に見舞われました。
きっかけは喫煙ルームと化学物質スプレーだと思うのですが、ひとたび咽頭や気管支に炎症が起こってしまいこじれたら、ちょっとの刺激物でも咳が出て止まりません。人生で何回か経験があるのですが、最後は10年以上前でした。その時の極め付け刺激物が宿泊先の布団のクリーニング溶剤で、それを機に通常のクリーニングに洋服を出すのをやめました。
今回は空気中のホコリや花粉、pmに相当反応しました。夫も私もエアコン嫌いなので、この季節は窓を開けていた日が多かったのですが、濡れ雑巾で隅々を拭き上げ、窓を閉めて寝ると咳が少なく、窓を開けると途端に出るという状態。マスクをしていても隙間から入ってくるのを体感しました。普段は感じられない事がこういう時は分かるので、色々と新たな発見がありますね。
日本橋を歩いていると咳や痰が続く方へという呼吸ケアクリニックなどという施設はあるし、そういう方が多い!というのは社会の定番なんですね。びっくりです。そういえば喘息の方も多いですもんね。
私も人生初、喘息発作を起こす一歩手前でした。咳が止まらないと咽頭気管の急激な炎症が起こり、通路が狭くなって発作を起こすんだなぁ、と体感しました。
さすがに観念して日曜日に診療している病院を受診したのですが、今どきの医学部教育を受けた若い先生は患者である私に指一本触れる事もなく、問診のみで診断していきました。世も末です…。だから病院は好きではない(~_~;)
でも幸いなことに、無駄な検査や処方は全くしない、割に良い考え方の先生で、「どんな原因であれ、風邪症状は自分の免疫力で治すしかないので、とにかく安静にゆっくり寝て下さい。どうしても辛ければ咳止めを出しますけど。」とおっしゃるので、診察代だけお支払いして帰り、夫が買って自宅にあった龍角散を飲みました。
でも咳は完全には止まらない。相変わらず出始めると相当続くので、右肋骨が痛くなってきました。
咳で肋骨にヒビが入った方がいると聞いた事があるけどこんな感じなのかなぁ、と思いつつ、何とか咳を止める方法を見つけなければなりません。
過去困った時には実家の近所にあった薬局で一子相伝秘薬と言われていた煎じ薬を飲むと一発で治ってきたのですが、今はないので似たような薬を探そうとネット検索して見つけたのが漢方の「麦門冬湯」。
8包(2日半分)で1500円ちょっとしたので高いなぁと思いましたが、そのくらいで治る自信があるのか⁉︎と期待して食間(空腹時)に飲んでみたところ、最高に辛い咳からは逃れられていきました。
でも何かの拍子に刺激で異常に咳き込む。思わず母に電話して、あの薬局の煎じ薬を作れる人って生きてないの?と聞くと、お店も取り壊されてわからないとのこと。でも、もしかしたら1個冷蔵庫に残っているかも⁉︎と探してくれました。
「あった〜!!」
袋に1個だけ残っていたそうです。いつのものか分かりませんが、母も喘息になった事が何度かあるのに、その時は思い出さず病院に行って吸入薬等もらったそうです(笑)
世の中から消えゆく運命にあったこの煎じ薬の念で咳が止まらなくなったのかもしれません(^_−)−☆
このご時世なので、使わずに成分組成など調べる方向で検討しようと思います。
2019 年 9 月 28 日