SAQINA BLOG

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皆さま、こんにちは。

突然ですが、「全国高校軟式野球選手権大会」をご存知でしょうか?

全国高校野球選手権大会、有名な甲子園とは違います。

甲子園の陰に隠れて、あまり世間の注目は浴びていない気がします。

少し前に出会った、無形価値を評価するNPOの会員の方からご案内をいただき、私も初めて知りました。

その全国高校軟式野球選手権第28回目の決勝戦が歴史に残る死闘だったそうなのです。

時は昭和58年8月29日。ひょっとして、覚えている方はいらっしゃいますでしょうか?

マイナーなので、恐らく関係者くらいなのではないかと思われますが…(^_^;)

東北代表として出場した、いわき市の平工業高校エースの高荻さん。

決着が着かずに延長し続けた2日間に渡る試合、史上最多の25回のイニングを一人で投げ抜き、見事決勝に進出。そのたった1時間半後に決勝試合という状況で、惜しくも力尽き、準優勝となったそうですが、4試合58回と1/3、合計736回のイニングを一人で投げ抜いたそうです。スゴイ体力と精神力ですΣ੧(❛□❛✿)

当時、この平工業高校ナインの死闘振りは、多くの市民に大きな勇気と感動を与えたとのこと。

地元チームが活躍すると、何となく自分も得意な気持ちになりますもんね!

その高荻さんは、東電に入社し、社会人野球で活躍。地元議員にもなり輝かしい人生を送る中、3.11を境に人生が一変。自殺を考えるほど追い込まれながらも、高校時代のこの試合の経験をバネに乗り越え、ずっと福島第一原発事故後の廃炉作業・汚染水処理に当たって下さっているそうなのです。

廃炉作業の現場は私も実際には見た事がありませんが、現場作業員の方の良心が全世界の未来を担っていると感じています。通常の生活を送っている私達には想像出来ない過酷な現場でしょう。

新聞記事によると、運命的な流れで、この高荻さんともう一人若林さん(下記参照)という方の人生にスポットを当て、二人と青春時代を共にしたマネジャーの高梨さんのプロデュースで「それぞれのヒーローたち」という映画が制作される事になったそうなのです!!



ヒーローというと、誰もが知っている著名な方や、脚光を浴びる方を想像しますが、その陰には、目立たないところで密やかに活躍するヒーローや、誰からも気付かれないけど、世の中を救う重要な役割を担って下さっている方がたくさんいらっしゃいますよね。

私はそういうヒーローにスポットを当てたい映画なのだと解釈しています。

『あの夏、もしも優勝していたら、本当のヒーローになっていたら、この震災に負けてしまっていたかもしれない。今になって、負けた意味が分かったよ』by高荻

『諦めなければ、辞めてしまわなければ、チャンスは何度でも訪れる』by若林

プロデューサーの高梨さんの想いは

この映画のモデルとなる2人の生きざまを描いた映画を通して、

大人たちには

自分自身を重ねて「懸命に生きること」を続けて欲しい。

これからを生きる子どもたちには

大人への憧れを持ち、「懸命に何かに打ち込めば必ず素敵な未来が開ける」ことを知ってほしい。

「喜びと悲しみは背中合わせ。でも、悲しみさえ喜びに変えるのは自分自身の生き方であること」を伝えたい!

 

「それぞれのヒーローたち」は完成後、無料で上映されることが決まっており、興行収入を見込んでいない為、主旨に賛同し、サポーターになって下さる方を募集して製作される映画です。

もちろん、高梨さんは本気で決意して映画製作に踏み切った方なので、自腹ででもやりきる覚悟はされていましたが、未だ目標額に達しないとの事ですので、このブログをご覧いただいている方々の中に賛同して下さる方がいらっしゃって、応援出来たら素敵かな♬と勝手に想像してみました。

因みに個人サポーターは一人1万円で、2000人が目標だそうです。

私は応援しましたが、金額を聞いた瞬間、「私なら一人1000円で2万人と目標設定するのに!」と思いました(笑)。

事情を良く知る関係者やいわき市民や福島県民、被災地の方々なら1万円でも応援するかもしれませんが、部外者は1000円くらいなら応援団になっても良いかな〜、と思う筈です。

さて、皆さまはどうお感じになられますでしょうか?

目標を10倍にして、100円で20万人でも良いかもしれませんが、妥当な線はやっぱり1000円で2万人かな⁉︎

高梨さんは2万人は無理〜と思われたのかもしれませんし、私とは想いが違うので、そのくらい出してくれる方がいると信じたいのかもしれません。

現在目標サポーター数にはまだまだ届いておらず、苦戦しているようです。(やっぱりね〜…)

新聞やラジオ、SNSでも拡散していますが、先ずは情報が知られていないので、使命感のある方や女性の目標を応援する意識の高いサキナの方々に向けて発信してみる事にしました。

賛同していただける方がいらっしゃいましたら、下記リンク先からお願いいたします。(コレがまた応援しづらいのです。申し込みはポチッとワンクリックぐらいだと理想で、振り込みというのが結構面倒な作業ですから。何かもっと工夫がいると感じますね〜。)

一人1000円で、10人の方と組んで、代表の方が応援団になるという方法でもOKかと思います。

個人的には奥村会長に教えていただいた何かをやり遂げたい時の目標設定の仕方が大事という事を証明したい気持ちもあります。(自分の立場だけでなく、相手の方の立場に立った目標設定の大切さ)

 

☆映画 それぞれのヒーローたち  Facebook
https://www.facebook.com/sorezorenoheros/


世界に届け!!~被災地から日本を元気にするプロジェクト~

目指せ動画再生回数180万回
この映画は上映権フリー、鑑賞料を頂かない映画です。
映画完成披露試写会、復興イベント、学校や各団体等での上映を順次行った後は、各国の言語に翻訳され、世界へ向けて配信致します。
皆様のご理解とご支援そして市民で創る映画へのご参画をお願い申し上げます。

2018年、平成最後の夏が、皆様の『忘れじの夏』となるよう願いを込めて・・・
皆様のご支援・ご協力を賜りたく、何卒宜しくお願い申し上げます。
映画 それぞれのヒーローたち
プロデューサー 高梨由美(旧姓 竜崎)

映画の応援団になろう‼️
目指せ2000人の大応援団

応援になられた方のメッセージをお伝えします。

『是非、同級生・後輩の活躍を映画化してください。楽しみにしています。』 (応援団No.100 添田 光夫さん)

これは、
平工硬式野球部伝説のエースピッチャーからのメッセージです。
美しく丁寧な文字で書かれたその短い文面に先輩の深い想いを感じました。

今もこんなご縁があるなんて・・・・・。
軟式野球部マネージャー時代のあの頃、私はその方のお姿を遠くから拝見し、そして応援していました。
その偉大すぎる先輩が、35年経った今、私を応援してくださる・・・。

応援団ご入会の応援団員の中には、お一人で5口、10口とお申込くださる方や、個人&企業の両方をお申込くださる方、そして多額のお振込みをくださる企業様、撮影の衣装やユニフォーム、上映会場のご提供、撮影時のヘアーカットやシェービング、メイキングTVRの撮影、ロケ弁当、ドリンク・・・をお申し出くださる方がいらっしゃって、驚きと涙が止まりません。

2018年、平成最後の夏にこんなにも沢山の方々のご支援を頂き、映画を創らせていただくことに、身の引き締まる想いでおります。

2018年5月1日現在
2000人まで あと 1825人

一般応援団員数142名
企業応援団数 33社

まだまだ
まだまだ
まだまだ
全力で走り続けます

皆様の応援を力に

映画 それぞれのヒーローたち
プロデューサー 高梨 由美(旧姓:竜崎)

*応援団入会方法はこちらから。宜しくお願い申し上げます。

一般応援団概要
https://www.dropbox.com/…/%E6%9C%80%E6%96%B0%E7%89%88%E5%BF…

一般応援団お申込用紙
https://www.dropbox.com/…/%E6%9C%80%E6%96%B0%E7%89%88%E5%BF…

企業応援団募集
https://www.dropbox.com/…/%E6%9C%80%E6%96%B0%E7%89%88%E4%BC…

企業応援団お申し込み書
https://www.dropbox.com/…/%E6%9C%80%E6%96%B0%E4%BC%81%E6%A5…

 

 

※2人目のヒーロー、平工業高等学校硬式野球部の若林亨(現職:県立いわき海星高校野球部監督)さん。

軟式野球部が全国準優勝を果たした1983年、若林さん高校2年の夏、自分のエラーから先輩の甲子園出場の夢と将来をつぶしてしまいます。自責の念にかられる彼が誓ったことは、『泣いている暇はない。泣く位なら練習して練習して強くなる』ということでした。

来る日も来る日も自分を追い込む激しい練習をしても、甲子園出場の夢は叶うことはありませんでした。

時は流れ、指導者になった彼は2011年3月、海岸沿いにある校舎で被災しました。それでも子どもたちを甲子園に導く夢はあきらめることなく続きます。瓦礫の山と化したグランドを手作業で整備し、実習室に室内練習場を作り、子どもたちと共に懸命に震災を乗り越えようと奮闘する日々・・・。

そんな折、21世紀枠での春の選抜大会への出場が決まり、2013年に夢をかなえることが出来たのです。

ジャンル: 日記 — サラ
11:17 PM  コメント (1)